統計学の目標は、得られたデータから大きな集団の特徴を推定することです。多くの場合はたくさんのデータがあれば、真のデータの情報が得られます。ただし、実際のデータではどのくらいの数のデータを準備すればよいか分かりません。そこで必要になるのが、真のデータの情報に近づくための条件(収束するスピードなど)です。特に中心極限定理は統計学で最も重要な定理だと言っても過言ではありません。数学が苦手な方は「大数の法則」「中心極限定理」だけでも知っておきましょう!
- §3-1 確率に関する不等式
- §3-2 多変量分布
- §3-3 確率収束と分布収束
- §3-4 大数の法則と中心極限定理